1981年8月6日

1981年8月6日

1981年(昭和56年)8月6日、この日、香川県三豊郡仁尾町(現在の三豊市)の電源開発・仁尾太陽熱試験発電所で世界初の太陽熱発電が行われた。オイルショック後、石油に代わる新エネルギーの開発を目指して国が進めたサンシャイン計画の一環で、瀬戸内海に面する日照に恵まれた塩田跡地に100億円の巨費を投じて実証プラントが建設された。多数の鏡で集めた太陽熱で発生させた蒸気でタービンを回し、1000キロワットの発電に成功した。

8月6日は「太陽熱発電の日」とされている。

この場所は日照量が少なく、最大出力が2000kWと、実用になる程度の大規模な発電ができなかったため、この発電所での実験は1985年に中止された。

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