1990年の10大ニュース

1990年の10大ニュース

即位礼正殿の儀

1990年(平成2年)11月12日、東京・皇居にて、125代天皇・明仁の「即位礼正殿の儀」が執り行われ、天皇陛下が自らの即位を内外に宣言した。当日は国民の休日となった。

日本人初の宇宙飛行士

1990年(平成2年)12月2日、日本人初の宇宙飛行士・秋山豊寛(当時48歳)が宇宙に飛び立った。当時TBSの社員だった秋山豊寛は、ソ連の宇宙船「ソユーズTM11号」に乗り、地球を約124周、12月10日に地球に帰還した。

1.57ショック

1990年(平成2年)6月9日、厚生省は合計特殊出生率が史上最低の1.57人を記録したと発表した。

湾岸戦争始まる

1990年(平成2年)8月2日、イラク軍は隣国クウェートへの侵攻を開始した。湾岸戦争が始まった日とされている。8月8日にはクウェート併合を発表した。

長崎市長銃撃事件

1990年(平成2年)1月18日、当時長崎市長であった本島等が右翼団体幹部に銃撃され、全治1か月の重傷を負った。本島は1988年(昭和63年)12月7日の長崎市議会において「天皇にも戦争責任はあると思う」と発言した。当時の陛下のご容態から自粛ムードの漂うなかでのこの発言は大きな注目を集め、右翼団体は大々的な抗議活動を行なっていた。事件当時は、発言から1年余りが過ぎ、騒動も治まりかけ、身辺警護も解除されていた。

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