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リングにかけろ その6

  |木曜日

リンかけの「世界大会」編も、その6になりました。いつまで続くんでしょう……。

リングにかけろ Jr.ナチス親衛隊

トーナメントを順調に勝ち上がって来た黄金の日本Jr.。準決勝の相手は、あの総統スコルピオン率いるドイツチームです。物語としては、この対ドイツ戦こそがクライマックスと言ってもいいでしょう。はっきりゆって、スキャンする場面も悩みます。ドイツチームはIQ300の中学生ヘルガが日本チームのデータを分析し、完璧な対策を立ててきます。一方の日本チームは、天才剣崎が、準決勝の前日に、なぜか発電所のようなところで1日だけ特訓をして、あのニュースーパーブローを左腕に宿して試合に臨みます。そして、特訓中に着用していた剣崎のボロボロになったトレーニングウェアを見て、他の4人はこう確信します。「剣崎の野郎、やりやがったな! こっそりとふざけやがって。しかし、天才のかれのこと……。おそらく、おれたちが……、いや……、まさしく世界中が震撼するほどの新パンチが誕生したはずだ!!」

リングにかけろ ドイツJr.の入場

何をどうしたらそんな妄想が生まれるのかは分かりませんが、とまぁ、こんなかんじで、試合前から準備に余念のない両チーム。「日独存亡をかけた決戦の火ぶたはきっておとされたな!!」っとなります。
試合当日。観客席を埋め尽くすのは、Jr.ナチス親衛隊のみなさん。ドイツチームはチケットを買い占めてしまったんですねぇ。このひげヅラのJr.ナチス親衛隊のみなさんも中学生なのでしょうか……。それは車田正美のみぞ知るってことで。
その中を、悠然と入場してくるドイツチーム、総統スコルピオン、天才ヘルガ、と、顔に包帯を巻いた3人の選手たち。フランスチーム全員同じ顔パターンの次は、包帯巻ッ! ほんとに顔が描けないマンガ家なのです、車田正美ってば。

リングにかけろの香取石松「ドサンピン」

そんな車田正美の手抜きに怒り心頭な一番手、香取石松。をいをい。リングに上がってこう叫びます。「オラオラ、どうした、ドサンピン!!」。この「ドサンピン」というのが、おれには永遠の謎です。漢字で書くと「土産品」なのか? 古くは、たぶん、本宮ひろ志の「男一匹ガキ大将」で使われていたと思われるこの言葉。いったいどーゆー意味なのでしょう? あいや、ニュアンスは分かるんですけどね、「このドサンピンッ!」って、なんとなくあれですが……。
んー、今、ちょっとだけ頭をよぎったのだが、これって差別用語ではないのだろうか? もしそうだとしたら、いいのかな、こんなふーに突っ込んでしまって……。うむ、ネットで検索してみよう。ふむふむ。なるほど。こんなのを見つけた。「サンピン・ピンキリ──江戸時代、身分の低い侍や若党を見下してサンピンと言った。漢字で書くと「三一」。一年の給与が三両一人扶持(ぶち)しかないことからである。給与が三両一分だからという説もある。いずれにせよ、そうした身分の低い侍を「サンピン侍」、「サンピンやっこ」とも言い、その省略形がサンピン。(略)(武庫川女子大教授・佐竹秀雄)((C)
The Yomiuri Shimbun Osaka, 1999)」。なのだそーだ。しっかし、「ドサンピン」で検索したら、リンかけをネタにしているページがかなりヒットした。笑える。この読売新聞のページもリンかけネタのページからリンクしていた。リンかけリンク集も作ってみようかな。リンクにかけろ、なんちて。
話が蛇行しておりますが、そんなワケで、日本対ドイツ、第1試合は、香取石松 vs 包帯巻1号です。いちおーゲッペルスって名前の中学生。
さっきも書いたけど、ドイツチームはIQ300の天才中学生ヘルガが、日本チームのフィニッシュブローをことごとく分析している。香取石松のハリケーンボルトを破る秘策は「ガリレイの落体の法則」にあったのだ。まぢかよ!?
いつもは見開き2ページで「DKKCOOOOM」という発音できない衝撃音で決まってた石松のフィニッシュブローが不発。その代わり、アインシュタインアカデミーでヘルガとともに学び、首席を争ったというコンコルドクラブケンザキジムニューヨーク支部のキャサリンが図表入りで解説してくれてます。読んでもよく分かんねぇーけど。

リングにかけろ ハリケーンボルトの解説

「イシマツのハリケーンボルトは重力による直線運動とみなすことができます。最高点関係の量に自由落下の公式群が転用できるのです。たとえば、自由落下の公式、v=gt、v2=2ghで、v→v0、v→tm、h→hmとおけば、ハリケーンボルトの最高点到達時間がえられ、これを高さのhの式に代入すれば、最高点の高さhm=v20/2gがえられるのです!」
何ゆってんだかぜんぜん分かんねぇーよ。
「つまりハリケーンボルトはものすごいジャンプ力で上昇し、落下の加速度をともなって急降下してくるパンチです。敵にとっては反撃の余裕など、皆無にひとしいわけですが、ただひとつだけ……! 上昇から落下にうつる時点……最高点では、その速度が一瞬0(ゼロ)になる! つまりこの時点では、イシマツの体は一瞬静止した状態となり、まったくの無防備、いかなる攻撃もかわすことはできません。これがハリケーンボルトの唯一の死角です!」
そっか。そーゆーことか。そうだったのか。これを読んで分かったことがふたつあります。ハリケーンボルトの破り方と、リンかけシリーズがまだまだ終わんないってことです。

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  最終更新日 : 2015年4月26日

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