リングにかけろ その2
|火曜日
なワケで、その2です。あー、もちろんすでに ” やってもーたぁモード ” に入ってます。だって、こんなにムキなってこのページを作り始めるとは思ってなかったんだもんなぁ、おれ。
んが、ここでは投げ出しては、推定5人の読者を失望させてしまうので、気を取り直して、てか、かなりぐったりしてるんすけど、新キューピーコーワゴールドを飲んで、がんばりましょう。
てことで、第3回戦は対イタリア戦。いきなりですが、こいつがイタリアチームのボス、その名もドン・ジュリアーノ。変な花を口に咥えてますが、いちおー中学生……。この人たちはシシリアンダンディなんだって、よく分かんないけど。でも中学生。こいつのフィニッシュ・ブローは ” コーザノストラ ” ってヤツ。” コーザノストラ ” とは「マフィア型の米国の秘密犯罪組織」ってゆー意味らしい……。をいをい。しつこいけど、このドン・ジュリアーノってヤツぁ、紛れもなく中学生──。とにかくッ! 「リングにかけろ」の「世界大会」は中学生の「世界大会」なのです。ところで、余談ですが、若い読者のために書いておくと、この当時、植物を咥えて公衆の面前に姿を現していたのは、こいつとドカベンの岩鬼くらいだと思う。 けして流行ってたワケではありません……。
さて、このイタリアチーム、シシリアンダンディのみなさん、実はやることがせこかった。試合前に相手チームを襲ってぼこぼこにしちゃって、試合当日は不戦勝で勝ちあがろうってぇ不貞ぇヤツらだったのだ。さすが車田正美、さすが少年ジャンプ! ナイスな展開です。
こんな仕打ちに怒り心頭なのが、ケンカチャンピオン・香取石松。いいキャラです。こーゆー便利な脇役がいてこそ、剣崎や高嶺が引き立つのです。石松は、わずか22ページ全71コマの間に、イタリアの4人目までをひとりで勝ち抜いてしまったのです。こーゆー展開のテンポも「リンかけ」の真骨頂です。で、お約束どおり、イタリアチームの5人目、ドン・ジュリアーノに対するのは、我らが主人公・高嶺竜児、見事な展開です。哀れ、ドン・ジュリアーノは、これまたお約束どおり、高嶺竜児のニュースーパーブロー、ブーメランスクエアーの餌食となって、試合会場の外に吹っ飛ばされたのでした。ちゃんちゃん。つづく。
80s!
最終更新日 : 2015年4月26日
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