Home
ドラゴンボールを語る その2 by dudeさん
ドラゴンボールを語る その2 by dudeさん
投稿も2回目となり、緊張もほぐれつつ心持ちタメぎみに......。だんだんと崩れていくテキストにお許しを。といういい訳を前置きに本編へ。今回は「登場人物とその出会い」的に──。
始まりは、俗世と遮断された山奥でひとりで暮していた小さな孫悟空(実は12歳)がドラゴンボールを探しにやってきたブルマという少女と出会うところからです。それから悟空はその少女と共にドラゴンボール探しの冒険へ出ることになり、その中で悪と出会いそして戦い強さを増し、次にはその悪と仲間になり力を合わせ、また新たな悪と戦う。という流れ。加えてドラゴンボール争奪戦、天下一武道会を繰り返し、いつのまにか結婚し子供もでき、さらには孫までできてしまいます。
長く連載が続く漫画というのは得てして、主人公の成長が止まってる場合が多いのに対して、これは主人公が成長していく珍しいパターンではないかと思う。最終巻での悟空の年齢は推定44歳。そう、およそ32年間戦い地球を守り続けた猿。(って言い方もどうだか......)
同じ孫悟空でも西遊記では、お釈迦様の手のひらから出ることができなかった井の中の蛙でしたが、ドラゴンボールでは、カリン様、神様、界王さま(※1)を経て、そして大界王さまを飛び越え、界王神さまのところまでたどり着きます。ドラゴンボールの孫悟空は、戦うことに血が騒ぎ、より強い相手との出会いを求め続ける戦士サイヤ人。それ故に何処までも天上界を上っていってしまうのです。どちらも基本は猿なのに。
(※1)この「界王さま」は18巻で登場します。地獄の案内人が「全宇宙の神様の頂点に立つ人」と説明していますが、36巻ではこの界王さまが実は北エリア担当だったと判明します。よって界王さまは4人存在することに。地球は北エリアに属し、その北エリアにも何人かの神様が存在し、その頂点に立つのがこの北の界王さま。そして、東西南北に分布する4人の界王さまの上に立つのが大界王さま(は登場しません)。そのまた上が界王神さま。という形で天上界は成り立っています。しかし、10年の間にこんなに膨らむとは......。
さて、その悟空が数々の出会いを求め続け戦った中で、印象深いキャラたちですが、仲間でありそして永遠のライバルであったのがべジータ(※2)。第17巻で登場します。悟空と同じサイヤ人ですが、惑星べジータの名を受け継いだエリート戦士。プライドが高く唯我独尊の彼は常に悟空を敵視し、悟空を倒すがためにパワーアップし続けるキャラです。なかなか愛すべきキャラで、ピッコロと人気を二分する脇役キャラではないかと思われます。(※2)テレビ版では、堀川亮(ほりかわまこと)が声の担当をしていてわりと気に入ってました。この方は、「夢戦士ウィングマン」では広野健太役、最近では「コナン君」の服部平次役をしています。......なんてことはどうでもいいのかも。
その二分すると思われるピッコロは、第22回天下一武道会が終わった直後に登場します。第11巻。ちょっと見た目気持ち悪い爬虫類系の彼もまた地球人ではなくナメック星人。(神様と似ているのは何故でしょう? それは第14巻を読めば解ります) 悪の心を持ったどうしようもないヤツだったのが、悟空との出会いで少しずつ改心していきます。べジータと同じく悟空の仲間でありライバルですが、べジータに比べると悟空へのライバル心がぬるかったため、後に悟空の子供・孫悟飯を育てるいい人になってしまいます。そして、孫悟飯をかばって死に、今際の際には「おれとまともにしゃべってくれたのはお前だけだった」とぬるいセリフを吐き涙まで流すいいヤツになってしまいます。結局ドラゴンボールで生き返りますが......。
そんな印象深いキャラの中でもう一人、忘れてはいけないのがクリリン。悟空とは非常に付き合いの長いキャラで、亀仙人のもとで修行するためにやってくる第3巻で登場します。彼は悟空には勝てないと、早くからライバル視するのを諦め、悟空と共に悪と戦ういい人です。後に18号という人間なのに変な名前の女性に恋して幸せに暮します。べジータやピッコロにも勝てない弱いキャラなのに、何故忘れてはいけないのか? それは巻を増すごとに強くなっていく敵に挑み、いつも悟空の前座として登場してはボロボロにやられ死んでいき、ドラゴンボールで蘇生させられる彼が、ある意味とても不憫に思うのですが、間違いなく悟空と共に32年間戦い地球を守りつづけた唯一の地球人なのです。粗キャラ(こんな言葉ないって)じゃないのです。応援したい忘れてはいけないキャラなのです。
という訳で、私が思うところの重要なキャラご紹介でした。つづく。