いよいよ明日、楽天モバイル正式プラン発表！

2020年4月に正式サービスを開始するとされている楽天モバイル。従来の「MVNO」ではなく、4番目のキャリア「MNO」としてのサービスが提供される。

その正式プラン、料金プランの発表が2020年3月3日の午後3時から予定されている。

「これまでの常識をくつがえす、楽天モバイルの料金プラン発表！」とのことだが、私はあまり期待していない。

2020年3月2日に飛ばしの日経が「大容量のデータ通信で月額料金が2980円」と報じたが、これは案外的を射ているのではないだろうか。（楽天モバイルはこの報道を否定するリリースを発表した）

2980円は、既存の3キャリアが横一線で提示している通信容量1GBまでの月額料金だ。

例えば、この1GBを2GBにするだけで、「既存キャリアの半額を実現！」などといった放言も可能となる。2020年2月13日に行われた2019年通期の決算説明会で「日本の携帯料金は高い。データ使用量も先進国の中では少ない。とにかく分かりやすい料金設定にしたい」と述べたと報じられている。が、感覚的な言葉でしか語れない経営者は無能の烙印を押されても致し方あるまい。

そもそも、「2020年4月」が「2020年4月1日」とは明言されておらず、無料サポータープログラムの延長も発表されている。さらに言えば、2019年10月1日に正式サービス開始の約束を反故にした前科があるのだ。

2020年3月3日は、楽天モバイルにとって審判の日となるだろう。それは、圧倒的なビッグウェルカムか、大炎上か、はたまた痛烈な肩透かしとなるのか。